【統合報告書】優れた統合報告書は“強み”がわかりやすい

統合報告書のテーマを、一行で言ってみてください。
そう聞かれて、すぐに答えられるでしょうか。
売上のいい部門についてなら、もちろん即答できます。
でも、それだけでは足りません。
投資家が知りたいのは、その先。
「これからどうなっていくのか」と自問自答した瞬間に、ハッキリと言語化できない。
そんな経験、ないでしょうか。
スローガンのない統合報告書は、難しくなる
自分たちの強み、コンセプトをズバッとワンフレーズで言えること。
これは、あらゆる媒体で非常に重要な要素です。
なぜならユーザーは、その「最も強い1つ」を判断材料にすることが多いからです。
その最も強い1つが決まっていないというのは、よい状況とは言えません。
軸になる一行がない統合書は、最後まで「芯」の入っていないものになってしまいます。
とはいえ、実際に「何を伝えたいのかが明確になっている」という担当者が多くないのも実情でしょう。
見えていないのは、いつもそこにいるから
なぜ、強みをすぐ言葉にできないのか。
それは言語化が原因ではなく、そもそもとして強みそのものが見えていないケースが多いのです。
売上が好調な部門は、誰でもわかります。
でも、それは投資家もすでに知っていることです。
投資家が本当に見たいのは、その先です。
これから、その会社に何があるのか。
そこがうまく説明できない理由は単純です。
統合報告書の担当者は、その会社の社員だからです。
会社にいると様々なことが見えすぎて、かえって見えないものも増えてくるからです。
聞くべきは、実績ではなく「これから」
だからこそ、情報を棚卸しする作業が要ります。
棚卸しするのは過去の実績ではありません。
整理すべきは、わが社のこれからの展望についてです。
それこそが、投資家がもっとも知りたい情報であることは、言うまでもないでしょう。
社長、あるいはその部門の責任者。
情報をいちばん多く持っている人に、それを聞く。
インタビューをして、臨場感のある言葉を引き出す。
それを統合報告書に、迫力を持って伝える。
そうして初めて、読者が「おっ」と目を奪われるメッセージになるのです。
とはいえ、社内の人間同士では聞きづらいし話しづらいこともあるでしょう。
上下関係や人間関係でうまく会話が盛り上がらないこともあります。
そういうときは、外部のプロにお願いしてみましょう。
悩みを相談するときに、友人や家族よりもカウンセラーのほうが話しやすいのと同じです。
他人だからこそ、引き出せる話がある。
そして、プロだからこそ、その話の熱量そのまま統合報告書にぶつけることができるのです。
500冊以上の本を制作したプロが経営者の言葉もビジュアルも“編集”します
私たちは出版社・制作会社として、この約10年で500冊以上の本を世に送り出してきました。
書籍の編集者は、読者が最後のページまで読み続ける構成を設計するのが仕事です。
投資家が興味を引くインタビューを作るのはもちろん、ビジュアル戦略を含めて編集します。
カメラマン、スタイリスト、インタビュアー、編集者。
経営者のインタビューにプロが入ることで、どれだけ劇的に変わるのか。
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